
おかげ横丁に、2026年7月3日から新しい体験型ミュージアム「オカゲ屋敷」がオープンします。
「おかげ座」として長年親しまれてきたあの場所が、大きく生まれ変わりました。
何が変わったのか、どんな体験ができるのか、料金も含めてまとめます。
オカゲ屋敷とは?おかげ座からの生まれ変わり
おかげ横丁の中に、長年「おかげ座」という施設がありました。
1993年のおかげ横丁開丁に合わせて誕生し、江戸時代のお伊勢参りの歴史を伝える場所として多くの人に親しまれてきた施設です。
その後、伊勢神宮の式年遷宮(2013年・第62回)のタイミングで日本神話をテーマにした施設へとリニューアルされましたが、2033年の次の遷宮を見据え、今回さらに大きく生まれ変わることになりました。
新しい名前は「オカゲ屋敷」。
テーマは「おかげさまの精神を次世代へ」です。
「あの場所どうなったんだろう」と気になっている方も、ぜひ新しい姿を楽しみにしていただければと思います。
オカゲ屋敷の見どころ・コンテンツ内容
館内は映像・音・影・インタラクティブな演出を融合した全12コンテンツで構成されています。
キーワードは「オカゲサマ」という存在。
日常の中に潜む感謝やおもてなしの気持ちから生まれる、目には見えない存在たちです。
オカゲシアター
「おかげさまの精神」を映像で語るシアタースペース。
まずここで、施設のテーマを掴むのがおすすめです。
オカゲかげあそび
来場者が手で作った影が、狐や鳥、犬などの生き物として動き出すインタラクティブなコーナー。
子どもが大喜びしそうな体験です。
おかげ犬のお伊勢参り
江戸時代に実在したとされる「おかげ犬」の記録をモチーフにしたゲーム感覚の体験型コンテンツ。
病気の飼い主に代わってお伊勢参りをした犬の話は、当時から語り草になっていました。
オカゲまつり(メインエリア)
幅約20mの巨大スクリーンに日本の四季と祭りの世界が広がります。
来場者の動きに反応してオカゲサマが登場する、圧巻の祝祭空間です。
おみくじエリア
大きな木の柱に手をかざすと、お伊勢参りにちなんだラッキーアイテムなどが書かれたおみくじが空から降ってくる、というユニークな演出もあります。
制作には大阪・関西万博のパビリオン「null²」「BLUE OCEAN DOME」も手がけたビジュアルデザインスタジオ「WOW」が参画しており、デジタルアートのクオリティはかなり高いものが期待できます。
オカゲ屋敷の料金・基本情報
入場料は以下のとおりです。
| 区分 | 平日 | 土日祝 |
|---|---|---|
| 大人 | 1,500円 | 1,800円 |
| 子ども(4歳〜小学生) | 800円 | 1,000円 |
| 3歳以下 | 無料 | 無料 |
平日と土日祝で料金が異なる点は、注意が必要です。
伊勢は週末の混雑が激しいエリアなので、可能であれば平日訪問がおすすめです。
基本情報
- 開館日:2026年7月3日(金)
- 場所:おかげ横丁内(三重県伊勢市宇治中之切町52)
- 営業時間:おかげ横丁に準ずる(9:30〜17:30 ※季節により変動あり)
なぜ今このタイミングなのか
2026年は伊勢神宮の式年遷宮に関連する民俗行事「お木曳(おきひき)」が行われる節目の年です。
遷宮に使う御用材を木曽から伊勢へ運ぶ行事で、地域全体が盛り上がるタイミングに合わせてのオープンとなります。
おかげ横丁自体が式年遷宮と深い縁を持つ場所。
1993年の第61回遷宮に合わせて誕生し、その後も遷宮の節目ごとにリニューアルを重ねてきた歴史があります。
7年後の2033年遷宮を見据えた「準備期間の始まり」とも言えるタイミングでの誕生です。
いなかのバッグから一言
おかげ横丁にはこれまで何度も足を運んできましたが、おかげ座の頃から施設の前を通るたびに「中に入ってみようか」と毎回迷って結局スルーしていました。
今回のオカゲ屋敷は映像・音・影を使ったデジタル体験ということで、子連れで行くには正直これまでより断然入りやすそうです。
夏休みシーズンのオープンというのも、ファミリー層には嬉しいタイミングではないでしょうか。
アクセス・まとめ
オカゲ屋敷はおかげ横丁の中にあるため、アクセスはおかげ横丁と同じです。
- 電車:近鉄・JR伊勢市駅または宇治山田駅からバスで「神宮会館前」下車、徒歩約5分
- 車:伊勢自動車道「伊勢西IC」から約5〜6分、市営宇治駐車場が最寄り
伊勢神宮内宮参拝のあとにそのまま立ち寄れる場所にあります。
週末はおかげ横丁全体が非常に混雑するため、駐車場の混雑も含めて時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
なお、オカゲ屋敷の館内体験は映像や影を使ったインタラクティブな演出が多く、大きな荷物を持ったままでは動きにくい場面もあります。
おかげ横丁周辺にはコインロッカーや手荷物預かりのサービスもあるので、身軽にしてから入館するのがおすすめです。
▶ おかげ横丁のコインロッカー・荷物預かり・アクセス情報はこちら
開館から間もない時期は注目度も高く混みやすいと思いますが、その分「新しい伊勢の楽しみ方」として話題になりそうな施設です。
伊勢神宮参拝の際は、ぜひセットで訪れてみてください。

