奥飛騨温泉郷は、山深い中にあることで有名ですね。
この奥飛騨温泉郷は、岐阜県高山にある温泉街です。
特に日帰り入浴などで知られており、リピーターの方も多い人気の温泉街となっています。
本記事では、奥飛騨温泉郷で日帰り入浴が気軽に楽しめる温泉街の魅力はもちろん、山深い中にある、ひっそりとした秘湯の数々もご紹介します。
「ちょっと時間が空いたから、温泉でリフレッシュしたいな」「 街 を離れて、静かに湯に浸かりたい」そんな願いを叶える、奥飛騨の湯めぐりの旅へ、一緒に出かけてみませんか?
きっと、あなたの心と体を癒してくれる、特別な温泉が見つかるはずです。
さあ、湯けむりの向こうに広がる、奥飛騨の温泉世界へ行ってみませんか?
この「奥飛騨温泉郷」周辺には、観光に便利なホテルや旅館も多いです。
春の芽吹き、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色など、四季折々の美しい自然に抱かれた奥飛騨温泉郷は、まさに温泉好きにとっての桃源郷。
豊かな湯量を誇るこの地には、個性豊かな温泉街が点在し、日帰り入浴でも気軽にその恩恵を受ける事が出来ます。
賑やかな温泉街で湯めぐりを楽しむもよし、ひっそりと佇む隠れ家のような温泉宿で贅沢な時間を過ごすもよし。
それぞれの温泉街には、独自の魅力があり、訪れるたびに新たな発見があるはずです。
この記事では、「奥飛騨温泉郷」の日帰り入浴出来る温泉街や秘湯の情報などをまとめてみました。
また、観光に便利なおすすめホテル・旅館などもご紹介しますので参考にしてください。
奥飛騨温泉郷で日帰り入浴ができる温泉街は?
奥飛騨温泉郷は、岐阜県高山市に位置する温泉地です。
30以上の温泉があり、それぞれが異なる泉質を持っています。そのため、自分に合った温泉を見つけることができます。
奥飛騨温泉郷で日帰り入浴ができる温泉街は、主に以下の3つです。
- 平湯温泉
- 新穂高温泉
- 福地温泉
3つの温泉街の中で、それぞれおすすめを3つご紹介します。
平湯温泉
平湯温泉は、奥飛騨温泉郷の中心部に位置しています。
温泉街には、日帰り入浴施設が数多くあり、気軽に温泉を楽しむことができます。
また、平湯温泉には、秘湯と呼ばれる温泉もあります。
ひらゆの森
先日、ふと思い立って奥飛騨の平湯温泉へ。
日帰り温泉を堪能しようと選んだのが、広大な敷地を誇る「ひらゆの森」でした。
バスを降りると、もう空気からして違う!ひんやりと澄んでいて、深呼吸するだけで別世界のような感覚。
受付を済ませ、いざ温泉へ。
暖簾をくぐると、木の香りがふわり。期待が高まります。
脱衣所を抜けると、目の前に広がるのは緑に囲まれた露天風呂の数々!どこから入ろうか迷ってしまうほどの充実ぶりです。
まずは一番奥の、岩で囲まれた野趣あふれる湯へ。
湯に浸かった瞬間、「ふぅー」と声が出ちゃいました。
じんわりと温まるお湯は、少しぬるめでのんびり入れるのが嬉しい。
周りの木々の緑が目に優しく、聞こえるのは鳥のさえずりだけ。ああ、なんて贅沢な時間なんだろう(笑)。
その後も、檜の香り漂う湯、寝湯、打たせ湯…と、湯めぐりを満喫。それぞれ温度や雰囲気が違うので、飽きることがありません。
気がつけば、あっという間に時間が過ぎていました。
お風呂上がりには、併設の食事処で遅めのランチを。
飛騨名物の朴葉味噌焼き定食をいただきました。
熱々のご飯と香ばしい味噌の風味がたまらない!お腹も心も満たされました。
お土産処を覗けば、地元の特産品がずらり。
ついつい、お漬物と温泉の素を買ってしまいました。
平湯の森は、ただ温泉に入るだけでなく、自然の中でゆったりと過ごせる場所でした。
日常の喧騒を忘れ、心身ともにリフレッシュできた、本当に至福のひととき。近いうちに、また必ず訪れたいです。
今度は、新緑の季節にでも。
新穂高温泉
新穂高温泉は、奥飛騨温泉郷の最奥部に位置しています。温泉街には、日帰り入浴施設が数軒あり、気軽に温泉を楽しむことができます。また、新穂高温泉には、秘湯と呼ばれる温泉もあります。
深山荘
先日、どうしても静かな温泉に浸かりたくなって、新穂高温泉の奥にある「深山荘」へ足を運びました。
ロープウェイ乗り場から少し離れた場所にひっそりと佇んでいて、まさに隠れ家のような雰囲気。期待が高まります。
玄関をくぐると、木の温もりが心地よい空間が広がっていました。
受付の方の丁寧な対応も印象的。
日帰り入浴をお願いすると、露天風呂へと案内していただきました。
深山荘の露天風呂は、本当に素晴らしいの一言!目の前には北アルプスの山々が迫ってきて、その絶景を眺めながら湯に浸かることができるんです。湯の色は少し白濁していて、肌触りがしっとり!?心地よいです。
湯温もちょうど良く、長く入っていられるのが嬉しい。周りの景色や 自然の岩がずっと眺めていても飽きない醍醐味があります。
内湯にも入りました。 こちらの湯も源泉かけ流しで、体の芯から温まります。
露天風呂で火照った体を、じっくりと温めるのもまた格別でした。
湯上がりには、休憩所でのんびりと。大きな窓から見える景色もまた素晴らしく、湯冷まししながらぼーっと景色を眺めているだけでも心が癒されます。
深山荘のお湯は、入浴後はずっと体がポカポカしていて、肌もつるつるになった気がします。
日常の疲れなんて、吹っ飛びますね!
新穂高の雄大な自然の中で、ひっそりと湯に浸かる贅沢な時間。
深山荘は、まさにそんな特別な体験ができる場所でした。
日常を忘れ、心身ともにリラックスしたい方には、心からおすすめしたい温泉です。
私もまた近いうちに、あの絶景と優しい湯に浸かりに行きたいと思っています。
福地温泉
福地温泉は、奥飛騨温泉郷の南端に位置しています。
温泉街には、日帰り入浴施設が数軒あり、気軽に温泉を楽しむことができます。
また、福地温泉には、秘湯と呼ばれる温泉もあります。
奥飛騨の秘湯、福地温泉を散策中に見つけたのが、ひっそりと佇む公衆浴場「石動の湯」でした。「昔ばなしの里」という看板の近くにあり、ちょっと奥まった場所にあるので、まさに隠れ家のような雰囲気。
観光客向けの華やかさはないけれど、地元の人たちの生活に根付いた、温かい空気が漂っていました。
受付で入浴料を支払い(確か数百円だったと思います)、いざ脱衣所へ。こぢんまりとしていますが、清潔に保たれていました。
服を脱いで浴室に入ると、湯気がなんとも良い感じ(笑) 大きな窓からは、山の緑が見えて太陽の光が差し込んでいました。
湯船は一つですが、源泉かけ流しのお湯が少し熱めかな?と感じましたが、浸かっているうちに体がじんわりと温まっていくのがわかりました。硫黄の香りが鼻をくすぐり、「ああ、これぞ温泉!」という気分に。
湯船には、地元の方が入っていて、世間話に花を咲かせていました。
私も話に加わってみると、皆さん気さくに話しかけてくれて、公衆浴場ならではの楽しみを味わえます。
観光地の温泉も良いけれど、こういう地元の小さな浴場で、地元の方がどんな風に過ごしているのか垣間見れるのは、旅の醍醐味の一つですよね。
湯船に浸かりながら、地元のおじいちゃんやおばあちゃんの話に耳を傾けていると、なんだか自分もこの村の一員になったような、不思議な温かい気持ちになりました。
奥飛騨温泉郷の秘湯
奥飛騨温泉郷には、秘湯と呼ばれる温泉が数多くあります。秘湯は、一般の温泉街から離れた場所にあり、静寂の中で温泉を楽しむことができます。
奥飛騨温泉郷の秘湯には、以下のようなものがあります。
- 神の湯(休業中)
- 荒神(こうじん)の湯
- 平湯民俗館・平湯の湯
神の湯は、平湯温泉にある秘湯です。源泉は、山の中腹にあるため、静寂の中で温泉を楽しむことができます。2025年現在休業中です。
荒神(こうじん)の湯は、栃尾温泉にある秘湯です。源泉は、山の中腹にあるため、静寂の中で温泉を楽しむことができます。
平湯民俗館・平湯の湯は、平湯温泉にある秘湯です。源泉は、平湯川沿いにあり、川の流れを眺めながら温泉を楽しむことができます。
昔ばなしの里・石動の湯は、福地温泉にある秘湯です。源泉は、山の中腹にあるため、静寂の中で温泉を楽しむことができます。
奥飛騨温泉郷で日帰り入浴をする際の注意点
奥飛騨温泉郷で日帰り入浴をする際には、以下の点に注意してください。
- 事前に予約をする 奥飛騨温泉郷の温泉は、人気のため、事前に予約をすることをおすすめします。
- タオルを持参する 温泉施設によっては、タオルを持参する必要があります。
- シャンプーやリンスを持参する 温泉施設によっては、シャンプーやリンスを持参する必要があります。
- 交通手段を確認する 奥飛騨温泉郷までは、公共交通機関でアクセスしにくい場合があります。事前に交通手段を確認してください。
- 天候に注意する 奥飛騨温泉郷は、山間部のため、天候が変わりやすいです。事前に天気予報を確認してください。
奥飛騨温泉郷は、自然豊かな温泉地です。日帰り入浴で気軽に温泉を楽しむことができます。また、秘湯と呼ばれる温泉もあり、静寂の中で温泉を楽しむことができます。
「奥飛騨温泉郷」周辺のおすすめホテル
「奥飛騨温泉郷」の周辺には、素敵なホテルや旅館がいくつもありますがその中で隠れ宿的な宿泊先をご紹介します。
隠庵ひだ路
この「隠庵ひだ路」は、北アルプスの麓に佇み、静寂と自然に包まれた隠れ家的な温泉宿です。
広大な敷地にわずか12室の客室があり、プライベートを大切にした空間と贅を尽くした設えが揃っています。
隠庵ひだ路の温泉は、源泉かけ流しの天然温泉です。泉質はアルカリ性単純温泉で、肌に優しく、しっとりとした肌になります。また、温泉には、川沿いの露天風呂や貸切風呂もあり、様々な楽しみ方ができます。
この旅館の総合評価は「4.83」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「隠庵ひだ路」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
料理旅館 奥飛騨山草庵 饗家(きょうや)
この「料理旅館 奥飛騨山草庵 饗家(きょうや)」は、奥飛騨温泉郷の喧騒から遠く離れ、深い緑に抱かれるように佇んでいます。
山草の息吹を感じ、清らかな空気だけが流れるこの場所は、まるで隠された楽園のようです。
看板も控えめに、ひっそりと佇むその姿は、喧騒を忘れ、静かに心と体を休ませたいと願う人々にとって、まさに探し求めていた隠れ家そのものです。
このホテルの総合評価は「4.75」です。( 評価詳細は こちら>> )
また、「料理旅館 奥飛騨山草庵 饗家(きょうや)」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
奥飛騨温泉郷の日帰り入浴出来る温泉街は?秘湯もあるかも。のまとめ
ここまで、奥飛騨温泉郷で気軽に日帰り入浴を楽しめる魅力的な温泉街と、ひっそりと佇む秘湯の数々をご紹介してきました。
その奥飛騨温泉郷周辺の日帰り入浴情報と周辺のおすすめホテル情報をご紹介しました。
賑やかな温泉街での湯めぐり、自然に囲まれた静かな露天風呂、そして辿り着くまでの道のりもまた特別な秘湯体験。
奥飛騨には、様々な表情を持つ温泉があり、訪れる人の心と体を優しく癒してくれます。
平湯温泉、新穂高温泉、福地温泉といった温泉街では、個性豊かな日帰り入浴施設が充実しており、気軽に奥飛騨の湯を満喫できます。
それぞれの温泉街には、地元の風情を感じさせるお店や食事処もあり、温泉と合わせて散策を楽しむのもおすすめです。
一方、奥深い山の中に点在する秘湯は、喧騒を離れて静かに湯に浸りたいと願う人々にとって、まさにうってつけの場所です。
日帰りで気軽に、あるいは時間をかけてじっくりと。
奥飛騨温泉郷は、どんな旅のスタイルにも応えてくれる、懐の深い温泉地です。
疲れた体を休めてから眺める景色は、豊かな自然と温かい湯に身を委ねる時間。
それは、心身のリフレッシュだけでなく、新たな活力を与えてくれるはずです。
この記事を通して、奥飛騨の温泉の魅力が少しでも伝わったなら幸いです。
次の週末や休暇には、ぜひ奥飛騨温泉郷へ足を運び、あなただけのお気に入りの温泉を見つけてみてください。
湯けむりの向こうには、きっと忘れかけていた安らぎと、新たな発見が待っているはずです。
さあ、奥飛騨の温泉で、心と体をリフレッシュする旅に出かけましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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